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空が無い空
英語にある、空を表現する言葉のなかに、「skyless sky」というものがあります。「skyless」は「曇った」という意味の形容詞で、「skyless sky」で「曇り空」になるそうな。いつだったか、辞書の中を散歩するようにページを繰っているときに見つけて、面白いなあと思いました。雲に覆われてしまっては、空がなくなってしまう。きっと英語の概念では、「空」はどこまでも天に向かって開いているものなんでしょうね。

ほかに面白かった「曇り空」を表す英語の表現には、「buttermilk sky(バターミルクみたいな空=曇った空)」とか、「angry sky(怒ってるみたいな空=雲行きが怪しい空)」などがあります。誰かが「何か」を見て名づけた「言葉」の面白さが、名づけられたもともとの「何か」を生き生きと見せてくれるという、人びとの感受性のサークル。現実の世界と言葉の世界が循環して、感覚が新しくされて、豊かになっていく感じがします。

ちなみに、私がいつも見ている空は「crowded sky」といったところでしょうか。
たくさんの建物や電線や看板で混み合っています。

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※会話で使う場合、曇り空を表現する英語の中では「cloudy sky」が無難に一般的だと思います。

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背景を変えました。素材は「ふわふわ。り」さんのものを使わせていただいています。
「空中」なので鳥、それから、なんとなく気持ちよさそうなパジャマみたいでいいなあ。
タイトル横の画像は、私が描いたイラストです。「ミ・メディア」のカットで使っていただいています。
by skywriter | 2004-11-11 19:29 | 電線
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